8日目
技術は失敗から学ぶものだ
やってしまった
「無駄な時間の1等賞」と先日言ったばかりなのに、そのままのことをすぐにやってのける。
我ながらおもしろい。
仕事終わりの至福の1杯。このために1日頑張ってる言っても過言ではない。そこは許そう。
でもそこから先は無駄な時間につながる入り口。
なのについ足を踏み入れてしまう。
何杯飲んだのだろう。疲れている体にアルコールが染み渡る。
顔を洗っただけ自分を褒めてあげよう、といつもは言うところだがもうそれは許さない。
なぜなら目標を達成するために無駄な時間を手放さなければならないから。
とはいえ技術とは失敗から学ぶものだ。
今日のところは失敗を受け入れて今後に活かせばいい。
ではどうすれば2杯目以降のお酒を減らせるか考える。
そう。面倒を増やせばいい。
まずお酒のボトルの保管場所を変えよう。
特等席を陣取ってるボトルたちを家の一番取りにくい場所に移動する。
さすがに捨てるのは勿体ない。
それで一旦様子を見よう。
好きを我慢して嫌いが好きになる
昨夜のジムはいつもより混んでいた。
仕事が少し早く終わったからだ。
最近はランニングマシンで10分ほど走ることが楽しみになっている。
10分なんてそんなものかと思うかもしれないが、私にとっては10分も走るなんて少し前には考えられないことだった。
正直、走る意味がわからない。
なんのために「走る」なんて苦しいことをするのか。
全くもって理解できない。
でもその理由がほんの少しだけわかった気がする。
いや、きっとまだ全然わかっていない。マイナスが0になったくらいだろう。
でもまた走りたくなる。
これが中毒の始まりだ。
でもなぜ走るようになったのかって?
ふふふ。
なぜならいくら頑張っても全然落ちなかった下っ腹の肉が、あっという間になくなったから。
ふふふ。
好きを我慢して嫌いが好きに変わる。人生変化を楽しまなければ面白くない。
今日も一日頑張ろう。